報道関係各位                                           2005年7月19日


潟Gー・パワー 米国Pinhole Blender社の日本総代理権を獲得

パノラマ・ピンホールカメラ8月1日一斉発売

(株)エー・パワー(埼玉県所沢市:代表取締役社長 安藤 芳浩)は、米国Pinhole Blender社(米メリーランド州ボルチモア:社長 Chris Peregoy)と同社製パノラマピンホールカメラの日本国内総代理店契約を締結、8月1日より全国一斉発売いたします。希望小売価格は税込14,700円です。

Pinhole Blenderは一見なんの変哲も無いクッキー缶ですが、これには0.3mmの針穴が3つ着いておりそれぞれ露光することにより中判最大の6X12フォーマットに180°の画角で写しこむことができるパノラマ・ピンホールカメラです。また、フィルムの巻き上げを調整して360°の大パノラマ写真を作成したり、ブローニーフィルム1本丸ごと切れ目のない走馬灯のような「コラージュ写真」を作ることもできます。単なるブリキ製のクッキー缶から画像処理ソフトも使わずに現れる幻想的な写真をお楽しみください。

(株)エー・パワーは日本ポラロイド(株)の前 産業映像部長 安藤芳浩氏が在職中に培ってきたHolgaやピンホールカメラを中心とするトイカメラ・ホビーカメラ事業をさらに発展させるべく同社より分離独立、本年4月6日付けで設立されたベンチャー企業です。今年4月21日からは既に香港Zero Image社の日本総代理店となり、Zeroシリーズの木製ピンホールカメラを全国一斉発売、大好評を博しております。

Pinhole Blender社のChris Peregoy氏は1981年UMBC(メリーランド州立大学ボルチモア校)卒業後、写真家として南北アメリカ及びヨーロッパで活動。1992年より針穴写真を開始。1999年には芸術学修士課程終了。そして2002年、彼の独自のアイデアであるパノラマピンホールカメラを製造・販売すべくPinhole Blender社を設立しました。

これまでピンホール写真愛好家は20代〜40代の女性が中心でしたが、学研「大人の科学マガジン」やPhat Photo等の雑誌にピンホールカメラが付録として販売されるようになってからは老若男女の別なく一大ブームを巻き起こしています。また今年4月1日に発足した日本針穴写真協会 (会長:京都造形芸術大学教授 鈴鹿芳康氏、副会長:ピンホール・フォトグラファー田所美惠子氏)も精力的に活動を展開しています。

その中で(株)エー・パワーは針穴写真に対する偏見・先入観を払拭し、一人でも多くの日本国民が手軽に始められるためのピンホールカメラをこれからも順次輸入あるいは自社開発し、日本市場へ投入して参ります。特に先に発売したZero Image社の木製ピンホールカメラは、昨今取沙汰されている2007年問題を間近に控えた団塊世代に対し「実りある第2の人生」を提供するものと自負しております。

■本資料に関するお問い合わせ先

潟Gー・パワー 広報担当 安藤     TEL/FAX:04-2923‐5234
E-mail: info@doctor-and.com
URL:www.doctor-and.com

Pinhole Blender 120の特長
     軽量コンパクト:
重さわずか277gと軽量設計

     スチール製:
アウトドアユースに最適

     パノラマ・コラージュ撮影:
0.3mmの針穴を3個搭載、同一場所で撮影してもよし、場所を変えてもよし。3つの針穴が
微妙にオーバーラップする幻想的な作品に仕上がります。

◇ Pinhole Blender120の主な仕様

材質: 金属製
ピンホール径: 0.3mm (3個)
寸法: 直径18.0cm X 高さ6.7cm(突起部含まず)
重さ: 277g
絞り: F200
焦点距離: 60mm
画角: 約60°X 3 (但し多重露光による画像のオーバーラップあり)
三脚ネジ穴: JIS準拠
フィルムタイプ: ブローニー(120および220)
フィルムフォーマット: 6X12

◇     税込希望小売価格:  14,700円

◇     初年度販売目標: 500台